ド文系母ののんびり知育とおうち英語

息子と一緒に学びたい母の記録

右脳系幼児教室に半年間通ってみた②

こんにちは。アクセスありがとうございます。

知育とおうち英語に興味があり、ゆるく沼っているくまこです。

今日はやっと幼児教室に通う話を書いていきたいと思います(笑)

 

幼児教室への入室を決める

医師からの診断が下りないため(前回参照)民間療育は受けられそうになく、相変わらず公の施設からの電話はない状態でした。

「様子見するしかないのか…」と諦めの境地でしたが、体験した民間療育の内容と幼児教室の取り組みの内容が重複していることを思い出し、本家の幼児教室(どちらが本家かは知りませんが笑)のサマースクーリングを受講することにしました。

 

サマースクーリングでは、月に3回受講し、お値段は1か月分のお月謝でした。

(つまり、別に安いわけではないです笑)

通うことに決めた教室では、右脳活性化と左脳活性化をバランスよく行うことを指針にしているようで、カードや暗記もやる一方で、巧緻性鍛える取り組みやリトミック、パズル等の図形も取り扱っていました。

息子は2才過ぎのイヤイヤ期で、家での取り組みが難航していたこともあり、そんな時の指導法を学ぶ意味でもとても興味がありました。

先生は若くて優しい女性で、息子も真剣に取り組んでいたのでやっていけそうだと感じました。

夫婦で話し合い、発語の発達に少しでも寄与するなら一旦投資してみようという結論になりました。

 

幼児教室で学んだこと(取り組み内容編)

2才の取り組み内容の一部です。

他の幼児教室でも似たようなことはやっていそうですが。

 

☆イメージトレーニング(ごっこ遊び、動物なりきり等)

☆先生がカードをめくりながらCDをかけ、歌を歌う(発語を促すお歌/季節のお歌/英語のお歌/数字の歌等)

☆フラッシュカード(月替わり。毎度10種類以上あり、市販されていないカードがほとんど。「女性の表情」や「スポーツ用品」といったマイナーなものも(笑))

☆記憶トレーニング(直感像記憶やお話記憶など)

☆ひらがな(マッチング、文字合わせ、歌に合わせて表を指差し)

☆数字(おはじきを分ける、積み木をつむ、プリント学習、100玉そろばん)

☆4ページの絵本をみんなで読む(暗唱の入門という位置づけ)

☆図形(パズル・タングラム

☆音当て(音を聞いて、どのカードか当てる)

☆親子でリトミック(数分で終わる)

☆巧緻性トレーニング(ピンセット、お箸、ハンカチに物を包む等)

上記を組み合わせてどんどんレッスンは進みます。

 

☆その他、先生とのやりとり(教具の受け渡し、挨拶)

幼児教室で学んだこと(親編)

幼児教室に通ってみて、家庭でなかなかできていなかったポイントとして一番大きいのが「教材の提示」ではないかと感じました。

教室では、奥行広めの机を挟んで向こう側に先生がいて、子どもは簡単には手を伸ばせないようになっています。先生の話をじっと聞いたり、お手本を確認したりしてから教材に取り組むため、吸収力が全然違うなと感じました。

モンテッソーリでも提示は大事だと見かけたような)

家庭で再現するのであれば…

☆環境を整える(微妙に手の届かない位置でまず見せる)

☆提示の時の声のトーンは女優になりきって明るく。楽しく。笑

実際のところ、イヤイヤ期では難しい部分もありますが、意識してみると意外と効果があると思います。

f:id:kumako-chi-iku:20220122194628j:plain

 

半年経過しての振り返り

何より一番の成果は発語が増えたことかと思います。単純に言語爆発期に被っただけとも言えますが…

まだまだ舌足らずで完璧に言えていない単語も多々ありますし、平均的な2才と比べてどうかは分かりませんが、2語文を重ねるようにしてコミュニケーションを取っています。過去の話(○○へ行った、○○で××を見た等)もするようになりました。

おふざけしたい時期なので、「何歳ですか?」に対してはずっと「5歳!(ニヤリ)」とか言っておりますが、それも成長ですね…

 

その他では、右脳系教室特有の暗記法を私自身が理解し、取り組んでみようと思えたことです。

恐らく、幼児教室に通っていなければやろうと思わなかった知育の取り組みかと思います。これこそ親の提示する力が求められる内容だと思うので、まだまだマスターはできていませんが、家庭でも遊びながらゲーム感覚でやりたいなと思っています。

 

教室に通っていると、3才以降でもっと高度な暗記をする機会があるようなので、もし通い続けていたらマスターできたかも…と思う気持ちもありますが、一番の目的が暗記法の習得ではなかったので、費用対効果を考えて終了する運びとなりました。

(4才でカード50枚を一気に暗記する、とか聞いてスゴイな!とは思いました笑)

 

少し気になったのは、個別でレッスンが進んでいくわけではないので、子どもにピッタリのカリキュラムではないという点です。

例えば息子は図形や数には興味が強く、家庭でも積極的に取り組んでいたので、教室では少々物足りない感じがありました。一方ことばは興味が薄いので教室でもあまり乗り気ではなかったり。

マンツーマンの幼児教室を選ぶと、そのあたりも考慮してもらえるのかもしれないです。

 

今後の取り組みについて

半年の通室でしたが、最後の方は慣れが出てきたのか、ルーティン的に行っている歌や呼吸法、挨拶等を真面目に取り組まなくなってきていました。目新しい取り組みだけはしっかりやるので分かりやすいです。笑

息子は何度も繰り返すことをそこまで好まないため(幼児あるあるかもしれませんが)、発語の増加という点で目的は達成したのでここが潮時だと感じました。

引き止めや嫌がらせ(?)があるかとドキドキしましたが、全くなく辞めることができました。最初の好印象のまま、退室できたのはとても良かったです。

少しイヤイヤ期も落ち着いてきたので、今後は家庭で息子のペースに合わせて知育を楽しんでいきたいです。